第4回 小田原文学研究会 特別企画 2025年 秋
川崎長太郎没後40年記念
作家 戌井昭人トーク&サイン会開催のご案内
-芥川賞落選作家だからこそ分かる川崎長太郎-
小田原文学研究会 会長 石井敬士
第4回小田原文学研究会講演会を下記のように開催いたします。
2025年は小田原を代表する小説家・川崎長太郎の没後40年に当たります。
これを記念し、長太郎文学をこよなく愛する作家・戌井昭人氏をお招きして講演会と研究者との対談およびサイン会を実施します。
小田原市民や全国の長太郎ファンが集う対話的な空間を作りますので、是非足をお運び下さい。
川崎長太郎没後40年記念
戌井昭人トーク&サイン会
-芥川賞落選作家だからこそ分かる川崎長太郎-
日時:令和7年11月23日(日・祝日)午後1時~4時30分 ※開場12時
会場:報徳博物館(地下会議室)
神奈川県小田原市南町1-5-72
語り手:戌井昭人(小説家)
齋藤秀昭(近代文学研究者)
会費: 2000円
※当日会場でお支払ください。
※小田原文学研究会に加入を希望される方は
別途令和7年度年会費(1000円)をご用意ください。
定員: 100名(満数になり次第締め切り)
申込方法:
①返信ハガキ:案内状に同封されているもの。※切手代85円はご負担ください。
②Eメール:uketuke@odawara-bungaku.jp
③電話(事務局小泉): 090-5409―3071
お問い合せ:〒250-0874 小田原市 鴨宮384小泉方
小田原文学研究会事務局まで
【講師紹介】
◇戌井昭人
小説家。1971年東京都生まれ。1997年に結成したパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」で脚本を担当、自身も俳優として活動を継続するなか、小説を書きはじめ、2009年「まずいスープ」で芥川賞候補になる。その後「ぴんぞろ」「ひっ」「すっぽん心中」「どろにやいと」とさらに4回、芥川賞の候補になる。その一方で、2014年「すっぽん心中」で川端康成文学賞を、2016年『のろい男 俳優・亀岡拓次』で野間文芸新人賞を受賞。最新刊は読売新聞夕刊に連載された「おにたろかっぱ」。2025年 川崎長太郎『女のいる暦』解説を執筆。
◇齋藤秀昭
川崎長太郎研究者(立教大学ほか兼任講師)。1971年、神奈川県生まれ。『彷書月刊』最後の特集「川崎長太郎のうたごえ」を故・坪内祐三氏と企画・編集したことを皮切りに、講談社文芸文庫でこれまで6冊の長太郎本を手掛ける(『老残/死に近く』『泡/裸木』『ひかげの宿/山桜』『女のいる暦』『路草/朽花』『娼家の灯/面影』)。また、小田原文学館での川崎長太郎歿後30年展では、詩人の平出隆氏・建築家の青木淳氏らと結成した「川長組」のメンバーの一人として企画・展示に協力する等、小田原市民の方々との絆を何よりも大切にしたいと考えている。
サイン会は原則戌井昭人先生の「お手持ちの著作」または下記の「会場でのお渡し申し込み著作」に限定させていただきます。
【会場でお渡しする著作】※事前申し込み願います。
◇川崎長太郎関連*「女のいる暦」 講談社文芸文庫 2420 円 (税込) 2025年7月刊
*「路草/朽花」 講談社文芸文庫 2420 円 (税込) 2025年8月刊
*「娼家の灯/面影」 講談社文芸文庫 2420 円 (税込) 2025年9月刊
◇戌井昭人著作
*「戌井昭人 芥川賞落選小説集」 ちくま文庫 1320 円 (税込) 2025年1月刊
*「おにたろかっぱ」 中央公論新社 2860 円 (税込) 2025年9月刊
案内状同封の「出欠席返信ハガキ」または、メールお申込の際にご希望の書名をご記入ください。(複数可)
戌井昭人さんの著書「芥川賞落選小説集」(ちくま文庫)
川崎長太郎「女のいる暦」(2025年刊行。講談社文庫文庫) 解説:戌井昭人 年譜:齋藤秀昭)
開催案内チラシはこちら
開催案内チラシ(PDF)