Odawara Bungaku Kenkyukai

小田原文学研究会

当会について

小田原文学研究会設立趣意書

小田原文学研究会設立発起人会
令和6年2月26日

「小田原と文学」の著者故石井富之助氏は。その序文で次のように述べています。
「小田原は明治以降、北村透谷、福田正夫、牧野信一、尾崎一雄、川崎長太郎、井上康文、薮田義雄、北原武夫など多くの文学者、作家を出していることは、美しい自然環境が豊かな感情を育む上において、大きな影響を与えていたのではないかと思う…」

そしてこれは郷土出身者にとどまらず、小田原に居住してこの地の風土を作品に反映させた北原白秋、三好達治、坂口安吾など多数の人々にも及んでいることが知られます。

さらに戦後から今日まで、小田原の文学を支えて多くの人たちの文学活動もあり、これらの業績も研究、発掘されなければなりません。

昨年2023年は、小田原出身の作家尾崎一雄の文化勲章受章45年、没後40年の節目を迎えました。私達はこれを機会に小田原の文学を回顧しその作者や作品をこれからの新しい世代の人々に伝え、顕彰し継承することが重要と考えています。

小田原の自然が織りなす固有の風土の中で生れた小田原の文学を末永く伝えることを目的として、おなじ信条を持つ方々のご賛同をお願いする次第です。

小田原文学研究会は、小田原市内外の有志のお力添えと、諸団体の協力を得ながら、おおむね次のような事業の展開を企図しています。多数のご参加をいただきお力添えをお願い申し上げます。

  • 1.小田原出身または居住した文学者・作家の作品の研究と顕彰を行う事業。
  • 2.同上の資料の発掘と整理、保存。
  • 3.その他本会の目的に沿った文学活動及び文芸的事業。

【小田原文学研究会 役員】

顧  問:小田淳 杉山博久  田代道彌 原雄一郎 柳沢孝子 新井恵美子

会  長:石井敬士

副  会  長:熊谷真理人  小泉政治

会計監査:加藤 三朗 鈴木 一正

運営委員:青木良一 荒河純 小澤敬子 片桐務 齊藤秀昭 田代勉 筒井正博 戸田博史 橋本龍 蛭田克美 星野和子 本多博

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